認知症という病気がどういう病気か、最近あるイメージが湧いてきた。
ジグソーパズル。普通の人の脳や記憶ってものは完成したジグソーパズルのようなものだ。記憶しているもの、つまりひとつひとつのピースが隣りのピースの凸凹ときっちりはまってならんでいる。
しかし認知症という病気になると、それがところどころから崩れ出す。一部のピースが外れてるくらいならいいが、小さい子供がいたずらでごちゃごちゃに崩してしまうように、前後左右どころかすべてはまっていた時の絵柄さら分からなくなってしまう。
まったく違う場所にはまっていたピースが突然隣りに来たり、重なってしまったり、隣にあるべきものがどこか違う場所に飛んでしまったりするのだから、頭が、記憶がごちゃごちゃになってしまう。
最近Candy Crushというゲームにはまり、暇な時間はこれにあてているが、あの5色のキャンディーがクラッシュして全体がバラバラと崩れていく様は、ちょっと記憶の破壊を思わせるとこがある。
筋 肉ってものは80過ぎても鍛えられると聞く。でも脳細胞は死滅するともう元へは戻らないんでしょ。若い人の脳が事故などの原因で破壊されても、残った部分 が発達してそれを補ってしまうという話は聞いたことはあるが、認知症の病人の残っている健康な部分の脳は破壊された部分を補うほどの元気はない、というか 病気なんだからそこまでは難しいのだろう。
それでも新しいことをどうにか覚えさせようとしつこくあれこれ言うのが、所詮無理な話なんだからやめといたほうがいいのかな。
でも諦めきれないよな。
どちらにしても穏やかで、朗らかで、笑顔で楽しい気持ちにさせてあげたほうが病気にはよいとよく聞く。それも中々続けるのが難しく、やはり悶絶はつづく。