イギリスで撮影されたドキュメンタリーで、何人かの人たちを小学生くらいから7年ごとに50年間撮影したという番組を見た。

時間って恐いよね。

1人の人の50年がぽつぽつと7年ごとに容姿が変わり、10分程で56才にまでなってしまう。たった10分で人生の大半を見てしまったようなフィルムだ。

子供の頃はみんな天真爛漫に宇宙飛行士になりたいとか、ただ幸せな家庭が持てればいいとかいっているが、ある人は大学をドロップアウトしてからホームレスにまでなったり、ある人は28才でこの番組により心を傷つけられ、56才でやっと番組に再登場したり、ある人は子供を産んだ後リウマチになり生活保護を受けたり。たまたまなんだろうけど、男性で大学を出て1つの会社に勤めつづけ、結婚して子供が生まれ幸せな家庭を築いているという人は1人もいなかった。

途中はともかくとして、56才の今、パートナーがいて子供がいて、仕事はまあまあだけど満足してるという人たちが幸せそうだった。

ひとり精神的な不安定さを抱えていた男性がいて、親の資質を子供は受け継ぐから子供は欲しくないと話していた人がいた。まったくわたしと同じ意見なので驚いたが、おなじような境遇だとやはりおなじような見解に至るよね。おなじ考えの人がいてある意味ほっとした。

やはり家という環境と、学校という環境が人を作るんだろうな。お金持ちの家に生まれた子供が、貧乏なんて世界を知らず一生を終えるということは少なくないんだろう。そういう連鎖があるところにはあるもんなんだろう。それこそ今わたしが働いている職場の周りは、そんな人たちばかりだ。そんな中でわたし、住む家があるからいいけれど、下手したらホームレスにだってなっていたかも知れない。よく街中でそんな人たちを見かけると、人ごとじゃない、あっち側の世界の話じゃないよ、ってよく思う。

生まれながらに備わっている能力、育って行く途中で手に入れた能力、人生で成功するにはそういうものは不可欠だけど、それにプラス思い込みって大切なのかも知れない。

自分ならやれる!って思い込んでやりつづけること。結構大切じゃない?結局途中で諦めた人が負けだもんね。

孤児院で育った男性が、子供の頃軍隊のような厳しい生活で優しくされなかったので、そういう子供たちを少しでも救いたいと里親になり、彼の家庭で50人以上の子供たちが人生の一部を過ごしたそうだ。彼は若い頃から倉庫で働いて来て会計士になる夢を諦めた人だったが、56才の今、諦めなければいつでも戻ってこられる、道を外れたらまた元に戻ればいいんだといっていた。

40過ぎても仕事のためか自分の好奇心のためか、コツコツ勉強をしている友達を見ていると、自分が情けなくなる。

この年だけど、わたしもなにか新しいことを勉強してみたい。

ただ、わたしに諦めないというパワーが残っているのかな。もちろん何かしら仕事につながればよいが、そうでなくても自分の生活を豊かにするために勉強できたらいいね。

でも眠いので今夜は寝ます。