「読書について」という本を読んだ。

この年ですが、本を読んで来なかった、あまり読書家でない、ということはずっとわたしのコンプレックスで、この本を読んだら読書欲がぐんぐんと湧いてくるんじゃないかと読んでみたんだけど、意外にも無駄な本は読まないほうがいい!という内容だった。

本を読むということは、読んでるあいだその本を書いた人の考えに頭が占領されてしまうので、くだらない本を読むくらいならもっと自分の頭で考えなさいと。

うーむ、そういう考え方にははじめて出会ったので、ちょっとびっくり。とともに、かなり納得。

本を読んで「うーむ、納得!」と思うことはよくあったが、何かの機会に思い出すことがたまーにあるくらいで、ほとんど覚えちゃいない。でも自分が経験したことの中から生まれた考えは、根深く自分に残る。自分で自分を拘束してしまうといってもいいくらい。

といってもわたしの経験なんて大したことはない。ちょっと周囲にはないような体験ではあっても、世の中にはゴロゴロ転がっているようなことばかりだ。リュックひとつで世界を回ったこともないしね。なのに自分の考え方にはすごく意固地で、他を寄せつけないところがある。そんな頑固頭をすこしリラックスさせるためには、時にはこの本を読んだように、人の考えに触れる=読書ってことが必要にも思えるけどね。

この本を書いた人も、全面的に読書を否定しているわけじゃない。何か読むならオリジナルを読みなさいと書いている。

なんてヘソが曲がった意固地なオヤジなんだ!と思いながら読んだんだけど、この人、わたしも名前を知ってるような有名な哲学者に影響を与えたようなおじさんなんだって。どうりで人の本が下らなく思えるわけだよね。似たような性格の母親と衝突して育って、60過ぎてやっと世間から認められたらしい。哲学界のゴッホみたいな人なのかなと思った。

世の中の多くの人がいいね!いいね!という流行りものの中で仲間とニコニコ共感しながら過ごすのがいいか、自分の考えを貫いて人と馴染まず孤独に生きて晩年やっと誰かに受け入れられるのがいいか。

どっちにせよ、わたしはどっちにもなれない中途半端な存在だよなー。

 

 

ああ、全然書いてることがまとまらない!やっぱよい本をもっと読んで、まずは起承転結から学ばねば。小学生以下っす。