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今朝しらべて驚いたことがある。

認知症の妄想というかボケというか、不安定な精神状態は夕方現れるのだそうだ。

きのう家に帰ったらコートを着たままの母親が玄関で「では帰りますので」といっていた。どこへ帰るのか聞いても場所もなにもはっきりしない。こういうことは最近頻繁にあるのでやや慣れっこであり、無視して夕飯の支度をした。

玄関はチェーンロックが掛けてあれば、外せないので外へは出られない。

食べるかどうか分からなかったが、食事をテーブルに並べ「どうすんの?!帰るんでしょ?」といったら「何いってるの、食べるわよ」と席についた。

さっき家に帰るから食事はいらないといったじゃないかといったら、そんなこといってないといい、出てきたごはんを嬉しそうな目で見た。

普通に食べてごはんは終了。

あの家に帰る、帰りたい、というのは一時的なものだったのかと考えていたら、子供の頃、当時脳軟化症といわれていた、いわゆるボケたうちのおばあちゃんは夕方になるとわたしたちに家に帰れ、帰れといっていたのを思い出した。そして、そうか夕方になると認知症はこういう症状が出るのか・・・と思い、今朝地下鉄を待つホームで「認知症 夕方 妄想」とググったら案の定予想が当たった。

物を忘れる、何かを使えなくなる、そういう機能の低下とはまた別に、妄想的に夕方になると家に帰りたいと思う症状が認知症にはあるようだ。いつも規則性を求めていたわたしには、嬉しい検索結果だった。わたしの母親が徘徊に出掛けるのも大抵夕方の6時前後だ。朝と夜の区別がつかないことはよくあるようだが、夕方は認知症にとってひとつのネックで、それ以外の時間に徘徊に出ることうちの母親はあまりない。でも、おばあちゃんは夜中でも死んだ家族を捜しに外へ出たりしてたっけ・・・

しかしとりあえず夕方の妄想タイムを乗り越えれば妄想は落ち着くのかも知れない。

うつ病の人にとっても夕方は不安定で気分の悪い時間だといわれていると思う。健常な人は感じないのだろうが、なにかしら精神的な病気のある人には、夕方は気持ちが不安定になる危ない時間なんだろう。

でも一番母親がひとりで家にいる機会が多い時間帯なのよね。

夕方日が暮れて来たら家へ帰りなさいとこどもの頃は教えられた。夕方公園などで友達が帰ってしまい独りぼっちになった時の心細さや、早くお家に帰ってお母さんのあったかいごはんが食べたいなー、そんな昔の気持ちが深く刻まれていて、夕方になると頭をもたげるのかも知れない。

認知症の本でも読んでいれば、今朝ググることがなくとうに分かっていたことなんだろうけど、不勉強で認知症については何も本は読んでいない。ただただ不安を煽るNHKの特集番組を観るくらいだ。

でも頭で分かっていても、結局すべてが終わってからでないと、これはこういうことだったのかって分からない気もするけどね。

今読んでる本が終わったら、認知症の本でも読もうかな。

 

きのうの夕飯。

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