うとうとしていたらアルバイトに行けなくなったわたしを大丈夫?と母親がのぞき込む夢を見た。

そんなアルバイトに行ってたんだっけ???頭が朦朧として目が覚めた。日中に夢を見るのはとても気分が悪い。

元気な頃の母親はいつも割烹着を着ていたな、月曜日には必ず美容院へセットへ行き、短めの髪型でいつも綺麗にしていた。でも不思議とあまり思い出せない。今の姿の印象のほうが強いからだけでなく、もう元気な頃は遠い時代になってしまったように感じる。2009年からすべて始まったのだから、ほんの5年前までは元気で普通の生活をつづけていたのに。

携帯のアラームが鳴る。「僕がジョンと呼ばれるまで」という認知症患者の映画だ。何時に見に行こうかと調べていたら、11時からの1回だけでもう今日は間に合わないよ。前もって調べておけばよかった。

この映画は施設に入った認知症の高齢者が、東北大学の川島教授が提唱する脳トレの学習療法を取り入れたことで症状が回復して行くという映画らしい。家族や自分の名前すら忘れてしまったような患者が、介護施設のスタッフのジョンという名前を覚えられるようになるという話。

なにか希望が見いだすことが出来るかも知れないと見に行こうと思っているのだが、では実際に家でわたしが毎日30分でも、母親に字を書かせたり読ませたり簡単な計算をさせたりということができるだろうかと考えると、とても無理だと思ってしまう。

たまにそういうことをさせても、母親自体があまり楽しくないらしく、早くやめようとする。自分が簡単なことすら分からないと感じ、耐えられないらしい。

お金が湯水のようにあればヘルパーさんを頼んでやってもらうのだが・・・ そういうわけにもいかないな。

映画のことなんて知らなければよかったのに、知ってしまったばっかりにまた気持ち揺れる。決断ができないでただ揺れるだけ。

おなじ病気に悩む人たちのサークルのようなものにはまったく興味がないのだが、よいアイディアを持っている人に相談して、確かな答えを教えてもらいたい。あなたはこうするべきですよ!と。