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起承転結 「若葉の頃」

                                       半月ほど前のある日、わたしは愛宕のあたりを家へと向かい歩いていた。5月晴れのさわやかな日で、散歩には最適な日だった。名も知らぬ歩道の街路樹は若葉をつけはじめ、青い空にみずみずしい緑が美しく映えていた。

ふと気がつくと、前を高校生らしきスポーツバッグに制服の一団が歩いていた。背の高さがバラバラの5〜6人の男の子たち。何人かはチェックのパンツをいわゆる腰パンではいていて、まだこういう格好はありなのかと再認識した。

前から2列目の左側を歩く腰パンの男の子は、速水もこみちみたいな髪型の長身で色黒の子で、笑って友達と話しながら楽しそうに歩いていた。そして、長く細い腕を伸ばし、街路樹の枝先を触ったかと思ったら、そのまま手のなかの若葉をちぎり、自分の前を歩く背の低い男の子の後頭部に投げつけた。1度だけかと思ったら、街路樹の横を通るたびに枝をつかんでは数枚の葉っぱをちぎり、おなじ子の頭に投げつけた。軽い冗談なんだろうか、くり返し何度も。無邪気で爽やかな笑顔のせいか、その行いは余計残酷なものに見えた。

長い冬を耐え、やっと芽吹いた葉っぱたちは、太陽を浴びこれから大きく成長しようとしているところだ。あんたのやっていることは、あんたは自身をちぎって捨てているのとおんじなんだよ! わたしはもこみちカットの男の子に、そういってやりたい気持ちでいっぱいになりなった。

怒りが爆発しそうになったとき、一団はそろってコンビニに吸い込まれていき、わたしの目の前から消えた。歩道には引きちぎられ、革靴に踏まれた若葉が何枚も落ちていた。

 

 

今エッセイの書き方の本を読んでいて、まだ半分も読んでないのですが、起承転結が最も重要!と前半はこればっかり書いてあったので、では意識して書いてみようかと思い、最近あったできごとを上のようにまとめてみました。正直起承転結を考えてなにか書いたことはないかも。小学校のときにあったかな?

中でも転が大事。転に一番重要なこと、いいたいことを書くとありました。

文章の基本が800字や1200字であるということも、この本ではじめて知りました。上の文章は700字弱で800字にならなかったです。