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恵比寿へ行き、懐かしい店を見たあと、バスで家まで帰ることにした。
自分のバッグにカーディガンをひっかけ、八百屋での買物とプリンの袋と、日傘をもってひーひー思いながらバス停までたどり着く。
バス停の前には小さな木のベンチがあり、カジュアルな服装の男性が座っていた。右側が空いていたが、そんなたくさんの荷物を持ってすわるのは余計面倒だったので、野菜のビニールだけベンチの端に置いた。
わたしの大荷物を見たその男性は、わたしそこへ座ると思ったようで、体を左に寄せ、どうぞという感じで、わたしのほうへ顔を向けた。
ドリカムのベースの人みたないその人は、その時とても感じのいい笑顔をわたしに見せた。
わたしが乗るのとは違う方面のバスが先に来て、その男性はバスに乗っていった。
その人の笑顔は、なんだかわたしの存在のすべてを認めてくれたかのような優しさがあり、そのあとバスの中でとてもよい気分になれた。
 
なのに家に帰ってきたら、突然気持ちに余裕がなくなり、その笑顔のことなんかすっかり忘れ、なぜかぶち切れまくってる。
またあの季節がやってきてしまったのか。
どうしてこういう時期にそういうことが重なるのか。
最近いいこともだが、悪いことはいつもいつもたくさん重なる。