経過報告

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きょうは夕飯の時間が遅く、はじまったのが8:15くらいだった。

花ちゃんは遅い時間になって眠いのか、食事が進まないなあと思っていたが、どんどん尻つぼみに食べなくなり、表情も元気がなさそうになっていった。

ごはんの前の笑点が終わったあとかな、なぜか口に含んでいた麦茶を床に吐いてしまったりしたので、調子が悪いのかと熱も測ったが、とくに熱はなかった。

箸が止まってしまっている花ちゃんに、どうしたの何かあったの?と聞くと、もうだめだから・・・みたいなことをいって悲しそうな顔をし、今にも涙を流しそうな様子だった。

きっと自分の状況を悲しんでいる。自由に歩いたり、行動したり、そういうことが出来なくなっていることを悲しんでいる感じだ。

天気のせいかも知れないね、明日になって雨が止んだら気持ちも変わるかもよ、とか色々いって慰めたが、あまり効果がないようだった。

じゃあもうごはんは下げるねといって、さっきスーパーで買った10%引きの洋梨を切ってだしたら、今度はパクパク食べていて、美味しい?と聞いたら美味しいよ、といったのでわたしも切って食べてみたら甘酸っぱくてとっても美味しく、残りは皮もむかずに全部食べてしまった。

その頃には気分が変わってしまったようで、さっきまでの暗い顔はなく、いつもの表情でテレビを見ていた。

さっきのことを聞くと、やっぱりもう忘れてしまったようだった。でも、それでいい。

 

いつもは9時半には眠たくなってしまうのに、きょうは11時頃までいっしょにテレビを見ていた。そのうちこっくりし出したので、洗面で口をゆすがせ、顔を拭いてめずらしく化粧水と乳液をつけさせた。

きのうから、きょうはどこへ行こうかという相談をした。銀座や日本橋、美術館などは行きたくないといったが、いっしょに駅の向こうのスーパーに行く?と聞いたら行くといったので、3時ぐらい、雨が降りますよ!と盛んにいってる頃、雨がっぱと傘を持って車椅子でスーパーへ行った。きのうも買物をしてきたのに、またきょうもすごい量の食料品を買い込み、どこかでお茶する?と聞いたけど、帰るというのでちょうど雨が降り出した中、急ぎ足で帰って来た。家にかなり近くなった辺りで、前から来た女性が「傘をお貸ししましょうか!」と焦った表情で近寄ってきてくれた。「いえ、かっぱも傘も持ってるんですけど、もう家が近くなもので」といって、お礼をいって断った。

母親にとっては、リビングでテレビをのんびり見ているとか、華やかな街に行くのじゃなくスーパーへ買物とか、着替えを歯磨きをし化粧水をつけるとか、そんな当たり前のことがリラックスできて、幸せなんだろう。

 

悲しい気持ちになるのは、症状の改善の表れなんだろうけど、悲しくなるのはかわいそうだね。そんな地点を通り抜けて、もっともっとよくなればいいのにと思うけど。