経過報告?

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デイサービスでは季節の行事をやってくれて、スタッフの人たちと一緒に写真を撮り、母親の荷物に入れてくれたりする。

ひな祭りの日は、イケメンの若い男の子がお内裏様になり、母親がお雛様になり、ツーショットの写真をくれた。

デイサービスで撮る写真の母親はいつもとても楽しそうな顔をしている。ひな祭りのもそうだが、お内裏様のほうはちょっと引きつってるようにも見えるな。90近いおばあちゃんとじゃ、いやだよね。

 

介護サービスを受けはじめた頃、わたしは介護に関わる人たちに猜疑心いっぱいだった。

介護関係の仕事につくというのは、ほかにいい仕事がなくてお給料が悪いけど仕方なくやっているというイメージが強かった。介護サービスを提供する事業所も、なんだかこの時期介護でもやっておけば、それなりに儲かる、そんな意識でやっているような気がしてならなかったし。

だから家に来て母親の身の回りのことをしてくれる人たちに対して、あまり不信感を持たなくなったのは介護サービスがはじまって半年くらいたってからじゃないかな。

ヘルパーさんたちはとてもよくやってくれる。夜なんてわたしが寝っころがってテレビを見ていても、ちゃんと仕事してくれるし、最近はお裾分けのし合いっこをしてるところもある。

でも最近の母親は歩けない日が多いから、朝でも夜でも支度をするのは大変だ。ちゃんと立てない人のリハビリパンツやズボンをかえるのは、肉体的にも精神的にもまいってしまう作業だ。

きのうはデイサービスから帰って来て、手をとって支えるのはわたしだけだったけど、数メートル歩いてリビングの椅子に座れた。夜もヘッドまで行けたが、今朝は起きてから結構ゆっくりとマッサージをしたのに、まったく足元がおぼつかなかった。

どうにかトイレまで連れて行き、ヘルパーさんが力まかせに母親を便器から立ち上がらせようとした時、ちょっと無理矢理だったのか母親はすごく怒ってしまい、あんたなんてあっち行け!みたいなことを言っていた。

母親は足も体も痛いし、自分が思う通りに動かせない。それが分かっているのに無理矢理なことをされると怒ってしまうのだ。ヘルパーさんは時間内にすることをすべて済ませなければいけないからパッパとやろうとするが、やはりものじゃないので、体調や気分を無視されるようなことがあると、激怒してしまうのだ。

ヘルパーさんが来てくれないと、着替えて出掛けることもできないんだよとなだめると、いつの間にか怒ったことすら忘れてしまったのだが。

わたしが前で手を取り、ヘルパーさんが後ろからズボンを持ち、トイレから車椅子まで母親を運ぶだけで、わたしは心臓がどうにかなりそうになってしまった。

母親の体調が徐々に悪化していけば、わたしだけじゃなくヘルパーさんへの負担もどんどん増えていく。ケアプランとしてどうしてばいいか、ケアマネの人に相談しなければならないな。