経過報告

 最近になってリハビリの先生が変わった。

前は女性だったが今度は男性。ヘルパーさんとわたしと、2人で数m歩かせるのにヒーヒーいってるのに、昨日のリハビリで母親は両脇を支えられてだが、ほっほっほと歩を進め調子よくあるいてた。

ちょっと信じられなかったのでコツを聞いたが、わたしがやっても上手く行かないな。

ただ、「去年の今頃までは、ひとりで立って歩いていたんですよ」と残念そうな顔をでいったら、「ではそのくらいに戻しましょう」と明るくはっきりいわれた。

これまで母親の病気では、どうにか現状維持がやっとと色んな人から口々に言われ、わたしもそう思ってきたけど、1人でも元に戻れるという可能性を思っている人がいるのは驚きだ。そういわれるとわたしもなんとかなるんじゃないかという気分になる。

ただ、週3回まで増やせるリハビリなのだが、時間帯やデイサービスやわたしの都合を考えると、今のところ増やす余地がない。可能性の芽をつまないようにしないと。

 

ショートステイから帰ってくると、体調は相変わらず明らかに悪くなる。まず表情が違う。魂の抜け殻みたいな顔になって帰ってくる。目に力がなくて。

だから一生懸命話しかける。一昨日帰ってきたから、昨日はお昼近くまでランチバイキングに出掛け、スーパーで買物をしてコーヒーを飲んで帰ってきた。リハビリの先生も、何かできることはないですか?といったら、刺激をあたえること、触るだけでもいいといっていた。だから触ったり、話したり、沢山する。家に帰ってくると大分意識が復活してきて、最近ことばが随分出なくなったがそれなりに、一生懸命自分が思いついたことを話そうとしてくれた。

足も右足首から先がぐんにゃり力なく曲がって帰って、ちゃんと足の裏を床に付けて歩くことが出来ない。これはあと何日かかかるかな。

前はショートステイを怨んでいたが、今はそれは無理なんだなと思うようになった。

人にばかり完璧を求めているけど、わたしだっていつ母親のことから逃れて休むことや遊ぶことばかり考えてるもんね。