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わたしたちが求めているものだから。

今日やっと「君の名は。」を観てきました。

正直、みんながいう程面白いとは思わなかった。

風景の描写はすごいと思ったけど、反面一部分ではとてもアナログ的というか、昔ながらの漫画的なところもあり、例えば石畳に雨が降るシーンなんかはすごくリアルだと思ったけど、後半に登場する桜の花びらは、色紙をただ切り抜いたようだった。単にわたしの目が悪いから細部が見えなかったのかも知れないが。

 

ストーリーも、わたしが着いていけないだけなんだろうが、二転三転しすぎて複雑だ。

それに、組紐だけで髪を簡単に結わくことは、リアリティがない。

 

池上彰が選挙報道あたりから盛んにテレビで時事問題の解説に出はじめた頃、それは池上彰が受けているというより、池上さんのように難しいニュースを簡単に説明してくれる人を、世間の人々が意識しないながらも求めていたんだろうと思った。

ニュースの問題はどんどん複雑に難しくなる。でも理解できないから追いつけない。世間について行けないと焦る。そこに登場したのが分かり易い池上さんだった、そういうことじゃないかと思った。

 

君の名は。も、宮崎駿の引退後、人は新しいアニメーションの登場を待っていたんだろうと思う。そこに登場したのが、あ、名前忘れちゃった。その君の名は。じゃないかと。

 

それに一番わたしがこの映画にドキドキ出来なかったのは、中学から大学まで女子校で、共学がじゃなかったからってこともあるんじゃないかな。共学校に通う学生の、男女のハラハラドキドキ感は、わたしの中にはないからね。シンパシーをもてなかったということかもしれない。

 

映画というもの相性だと思う。

どんだけ自分の考え、思いとシンクロする部分があるか、そこが好きになれるかどうかのポイントだと思う。