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経過報告

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今日は花ちゃんの88歳の誕生日だった。

米寿っていうの?

もちろん本人にそんな自覚はないが、一昨日の日曜日は日本橋三越のお好み食堂へお昼を食べに行き、春物のカーディガンをプレゼントとして買って来た。でもお金は花ちゃんの財布から出てんだけど。

今日はケーキを買い、夜のヘルパーさんに協力してもらい、お誕生会をした。

といっても、適当にあり合わせでごはんを作り、イチゴのケーキに苺のローソクを乗っけて、ヘルパーさんとわたしでハッピバースデーを歌い、ロウソクを吹き消して!といったけど、それは分からなかった。

日曜買ったカーディガンにリボンを掛け、ヘルパーさんから渡してもらった。自分で選んでいうのもなんだが、普段着ないような服な割りに、よく似合っている。

 

その前、リハビリの先生が来た。

驚いたのは、いつも座っているリビングの椅子の肘掛けに手を置いて力を入れ、立ち上がろうとしたことだ。

立つも座るも他人任せで、自分で立つなんていう脳の回路はもう失われてしまったと思っていたのだが、自ら立とうとする気持ちが花ちゃんには残っているのだった。

それを見て・・・

結局は自力でなんて立てなかったのだけど、今日は調子がよく、歩行器を使ってマンションの廊下を一周以上出来たようだ。

機能は低下するしかないと思っているけど、こうしてよくなることもあるのだ。

日曜日やはり驚いたのが、日本橋へ出かけようと車椅子で花ちゃんの部屋から出る時、ベッドの上に乗っているピンクのカーディガンを取ってといったら、少し時間はかかったが、取ってくれたのだ。

ピンクのカーディガンが何かと認識すること、それを手にとるということ、両方とも出来ないと思っていたけど、日曜日はその回路がつながっていたのだ。

夜ヘルパーさんが来て、入歯を外し、歯磨きをしてうがいをするのだが、以前は入歯を外すために口を開けることがまずできなかった。まだわたしがやればできたが、わたしがやっても指を噛まれたりよくした。

でも最近は、素直に口を開け、入歯を出すらしいし、あんなに嫌がった歯磨きも、ちゃんと口を開いたままで、やってもらっていた。

ただ、口をゆすいで洗面器にぺっとすることが出来なくて、たまにゆすいた水を吐くが、大抵飲んでしまう。

でも、入歯の入れ外し、歯磨きなど、花ちゃんはちゃんと習慣化されている行動に慣れて来ている。それは、記憶とはいえないのかも知れないけれど、習慣的な感覚ならば、鍛えられるということなんじゃないか?

脚に筋力がつき、立ち上がるということが習慣化すれば、ひょいと立ち上がることが、今からでも出来るんじゃないかと思えてしまう。

脳の機能、運動機能は退化しても、習慣的な行動は身に着けて行くことが出来るということだ。

ただ、それは毎日根気よくやらなくちゃいけないわけで、誰がやるかって問題になるよね。

 

きのう花ちゃんは、朝の機嫌が悪かったようで、デイサービスを休んだ。

でも体調は悪くなかったので、起きて一緒に過ごしたが、こういう時は一日三食を共にしなかればならない。

作っても食べてくれるんならいいが、ぐちゃぐちゃにされて、食べずにおしまい、それが朝、昼、夕と続いた上、テーブルにあった花瓶を倒したため、置いてあった書類までビチョビチョになった。

わたしは起こってまたDVをした。

やはり、溜まって来ると切れてしまう。