経過報告 ほか

最近わたしのチックが止まらない。

チックというと北野武が有名だ。ほんとにそうかは知らないが、首をクキクキ曲げながら肩を上げる芸、芸当というか自然にあのような動きが出てしまい止められないのがチックだ。

トゥレット症候群というそうだが、難病にも指定されているらしい。

精神的なものではなく、大脳皮質がどうのこうの書いてあったけど。

うちの父親がチックだった。朝、あの汚かった昔の家の洗面台で顔を洗った後など、盛んに左の肩を動かしていた。

今わたしが同じ動きをしている。気持ち悪いと思っていたのに、遺伝しているのだ。チックは遺伝性のものらしい。

ここ数日それが酷い。母親が家にいないので、スマホばかり見て肩が凝っているのもあるかも知れないが、家にいる時、今も止まらなくなっている。

さっきは友達とコーヒーを飲んでいたが、普通は外ではあまり出ないのだが、今日は絶えず体を動かしていた。

これもチックになるのか分からないが、最近ずーっと自分の胸を触るクセも止められない。

これには原因があると思われ、今年の初め頃だったか昔の会社の友達と会った時、彼女も母親を1人で自宅で介護していた人で、わたしに絶対病気になってしまうから親を施設に入れろと力説された。最後に彼女はいった、わたしは乳がんになってしまったんだからと。

手術して、その後経過はいいそうだが、その話を聞いてから自分も介護のストレスからおなじ病気になるのではという小さな不安が生まれ、自分の胸のことを気にするようになったのが始まりだったと思う。これも止められず、街中を歩いている時でも、人に気づかれないようにしながらつい手がいってしまう。たまにそれを見て、変な顔している人もいる。

昔、胃が悪いのではと思っていた時があって、その時は絶えず自分のみぞおちを触っていた。これはどちらかというと心意性なものだろうけど。

なんでこんな面倒臭い、生きにくい人間になってしまったのか。歩いている時は常の人目を気にしていて、緊張して疲れてしまうし、人はわたしのことを見てもそんな風に思っているとは見ていないだろうけど、わたしは自分の面倒臭さをいつも持てあましてしまう。

そして、母親はまだ入院中で、ペースト食を食べている。行ってもトロトロ寝ているか、少ししゃべれても何をいっているのか分からない時が多いので、正直詰まらない。

帰ってきてもこれまでのようなペースでデイサービスに行くような生活は体力的に難しいだろう。

そうすると家にいることになるから、ペースト食を毎食用意しなければならないし。そう考えただけど、退院が重たいものになる。早く退院してもとの生活に近づいて欲しいと思う一方で、退院して来たらどうしよう、もうやっていけない、そこまでもう出来ないという気持ちになる。

とすると施設に入れるということになるのだろう。だとするとこれまでの努力というか、やってきた事が無になるような気もする。年齢的には仕方ないことで、そうなっても母親もわたしも充分に頑張ってきたのだとは思うけど。

はやり施設に入れてしまうと、加速度的に終わりに近づいていってしまうだろうことが決断を先延ばしにさせる。

 

母親が入院していると、やはりわたしは体が楽で、安定剤を飲む回数はかなり減っている。しかし胸の真ん中辺りがドドドドとなる、不整脈と思われるものが以前より増えた気もするが。これは単に加齢によるものなんだろうか。

 

今日はおわり