経過報告 平均寿命

無呼吸はどうなんでしょう?と聞いたら、病院内での測定では無呼吸とはいえない。

では酸素マスクは必要ないのですか?入院まで呼吸が苦しかった理由はなんなんですか?といったら、肺炎だったのかも知れない。しかしお母さんはもう平均寿命だ、もし夜中に突然亡くなったとしても、それは自然なことで、わざわざ酸素マスクなど90近くにもなって付ける必要はあるでしょうか。そういわれた。

その時は若く強気の医者の言い分に、はいはい、もういいですからとすぐその場を離れたが、家に帰ると果たしてそうなんだろうかという疑問が湧いてきた。

これは平均寿命だから、その辺りで死んで妥当だというような話だ。

これが100歳になる頭のしっかりした人だったらどうだろう?有名人だったらどうだろう?

ごはんを食べたいか、食べたくないかも自分でよく分からない、認知症のような88才の母親は、病院には必要ないのだろう。医療の必要もないということなんだろう。

しかし、家族であり、母親であり、わたしにとってはまだ充分に意思の疎通も感じられる存在だ。もう死んでもいいと見放すことはできないでしょ。

意識がもう戻らないという状態なら、脳死とかの状況なら、延命措置は無意味だとは思うが、まだかすかでも記憶があったり、笑ったりできる人間なのに、これでもう死んじゃってもいいでしょう、防げる方法があるかも知れないけど、あえて必要ないでしょうと、本当にいえるのか?

立場が違うと答えは難しい。